どうも!「まさと」です。
いやー、先週のゴールド相場、すごかったですね…!
歴史的な高値をまた更新して、「うわー!乗れた人おめでとう!」って感じですが、同時にこう思いませんでした?
「いつ、このハシゴ外されるんだ…?」
こういう上昇トレンドの時って、「嬉しい」反面、「高すぎて怖い」っていう、ちょっと複雑な気持ちになりますよね。
僕も、こういう相場が一番緊張します。
特に今週は、週末(金曜日)にあの最重要指標『米・雇用統計(NFP)』が控えてます。
今日は、この「高所」で「ラスボス(雇用統計)」を待つ今週、僕がデイトレードで何を考え、どう立ち回ろうとしているか、戦略をありのままシェアしようと思います。
大口はまだ強気?COTレポートの「本音」
まず、僕が毎週欠かさずチェックしている「COTレポート」を見てみます。
これは、大口投機家(ヘッジファンドとか)が「買い」と「売り」どっちにどれだけ賭けてるか、っていう「本音」がわかるデータです。
で、先週末に出た最新のデータ(9/23時点)がこれ。
大口投機家のネットロング(買い越し): +266.7K
(前回: +266.4K)
…なんと、「微増」してました。
この歴史的な高値圏で、利益確定するどころか、まだ買い増してるんです。
彼ら、マジで強気です。
「要するに、『まだまだ上だろ!』って大口が思ってるってこと。
だから、安易に『天井だ!』って逆張りショート(売り)をすると、踏み上げられて大火傷するリスクがある。」
ただ、これが本当に怖いんです。
「買い」がパンパンに溜まってるってことは、それだけ「利益確定したい人」も大量に待機してるってこと。
何かのキッカケ(例えば、弱い経済指標)で一斉に「売り」が出たら…あとは想像したくないですよね(苦笑)
今週のラスボス:米雇用統計(NFP)の恐怖
そして今週のメインイベント。というか「ラスボス」です(笑)
- 10月1日(水):米ISM製造業景気指数
- 10月3日(金):米9月雇用統計(NFP)
デイトレードで一番キツいのって、コツコツ稼いだ利益を、こういう指標発表の一瞬で全部持っていかれることですよね…。僕も昔、これで何度口座を溶かしかけたか分かりません。
だから、僕は決め手ます。
指標発表の「瞬間」とその直後5分は、絶対にトレードしない。
あれはトレードじゃなくて、ただのギャンブルなので。
指標の結果が「予想より強い」か「予想より弱い」か。
それだけで、ゴールドは米金利やドルと一緒に、天国にも地獄にも一瞬で動きます。
僕が狙うデイトレード戦略と「境界線」
「じゃあ、金曜の夜まで何もしないの?」って言うと、そういう訳でもありません。
週前半(月・火)は、みんなが雇用統計を待ってるので、「様子見」のレンジ相場になりやすいと僕は見ています。
大事なのは、このレンジ相場で「無駄なトレード」をして消耗しないこと。
そのために、僕は今週、以下の「境界線」(サポート/レジスタンス)を強く意識します。
H3: 戦略1:週前半の「短期決戦」戦略
週前半は、このレンジ内での短期売買に徹します。
- 上値抵抗(レジスタンス):$3780 〜 $3795
- 下値支持(サポート):$3750 〜 $3760
$3750-$3760 まで落ちてきて、しっかり反発する(下ヒゲをつけるとか)のを見たら、短期の押し目買い。
逆に $3780-$3795 まで上がって、上値が重そう(上ヒゲ連発とか)なら、短期の逆張り売り。
ただし、絶対に深追いはしません。
「あれ、レンジ抜けたかも?」と思ったら、損切りラインにかかる前でも即、逃げます。あくまで「指標待ち」の火遊びみたいなものなので。
H3: 戦略2:「本番」はレンジを抜けてから
僕が本気でポジションを持ちたいと思ってるのは、このレンジが破れた後です。
<買い(ロング)シナリオ>
$3795(先週高値圏)を明確に上に抜けたら、「あ、大口さん、まだ行く気ですね」と判断します。
上昇トレンド継続。飛び乗らず、一度サポート($3795近辺)まで落ちてくる「押し目」を待ちます。
<売り(ショート)シナリオ>
$3750(直近の重要サポート)を明確に下に割れたら、要注意。
COTレポートで見た「パンパンの買いポジション」が利益確定を始めたサインかも。
こっちは結構走る(下落が加速する)かもしれないので、焦らず「戻り」($3750近辺)を売る準備をします。
大事なのは、焦って消耗しないこと
僕が今日、一番言いたかったこと。
それは、今週みたいな「待ち」の週は、利益を出すことより「消耗しない」ことの方が100倍大事だということです。
こういう相場って、本当に焦っちゃうんですよ。
「動かないから」って無理やりエントリーしたり、小さな損切りでアツくなって「リベンジトレード」しちゃったり…。
(正直に言うと、僕も昔はそれで何度も資金を減らしました…本当に、あの時の「痛み」は忘れません)
でも、相場ってそういう時(=個人が焦って自滅した時)に、本物のトレンドが出たりするんですよね。
一番おいしいトレンドは、金曜の雇用統計の「後」に出る可能性が極めて高い。
そこに全力で乗るために、今はしっかり「待つ」。
それも、僕たちトレーダーの大事な「戦略」です。
今週も、アツくならず、冷静に。
お互い、生き残っていきましょうね。
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