【ゴールド相場分析 9/16】FOMC前、ポジりたい衝動との戦い。借金1億の僕が今日「様子見」と決断した全理由とシナリオ。

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ゴールドが市場最高値を更新。でも、なんだかその後の動きが鈍い…。

「今、エントリーするべきか?」「それとも待つべきか?」

チャートを見ていると「今、上がりそう…」と、正直、買いたくてたまらない自分がいます。「ここで取れたら大きいぞ」と悪魔が囁いてくる。

でも、僕はこういう中途半端な状況で飛び乗って、何度も痛い目にあってきました。(回想)去年の重要指標前、「いけるかも」とポジってしまい、発表直後の往復ビンタで一瞬にして種銭の50%を失ったあの時の絶望感は、今も忘れられません。

だからこそ、必死でもう一人の自分が「待て、それが罠だ」と止めています。 結論から言うと、僕は今日のトレードを「原則、様子見」と決めました。なぜなら、明日の9月17日(水)に、相場の流れを全て変えてしまう「米国(FOMC)の政策金利発表」という超大型イベントが控えているからです。

この記事は、僕がなぜそう判断したのかという「思考の整理」と、明日以降どう動くかという「自分なりのシナリオ」の記録です。

そして何より、「借金1億円完済」というゴールから遠ざかる、致命的な負けだけはもうしたくない、という自分への戒めでもあります。同じように迷っているトレーダー仲間の、ほんの少しのヒントになれば嬉しいです。

なぜ今日は「様子見」が僕の最適解なのか?

僕が今日、積極的にエントリーを見送ることにしたのは、今ここで勝負するのが、どう考えても「期待値の低いギャンブル」のように感じたからです。僕なりに、その理由を2つに整理してみました。

理由1:ラスボス登場。「FOMC」という超A級イベント

まず、明日には「FOMC(米連邦公開市場委員会)」による政策金利の発表があります。これはもう、相場のトレンドを一変させる力を持つ、いわば「ラスボス」みたいなものだと思っています。

僕が読んだ本や、先人たちのブログによれば、こういう大きなイベントの前は、大口投資家も様子見になるため方向感が出ず、ランダムな動きや「ダマシ」が非常に多くなると言います。

ここでギャンブル的にエントリーして、そうしたノイズで僕の「絶対に失えない、再起のための種銭」を失うのは、僕が一番避けたい「致命的な負け」です。1億円完済の道のりが遠のくようなことは、絶対にしたくありません。

理由2:チャートが「迷っている」ように見える

ファンダメンタルズだけでなく、テクニカル(チャート)分析をしても、今の相場は「迷っている」ようにしか見えません。

高値更新の失速:先日、市場最高値をブレイクしたのに、買いが続かない。これは、高値圏での「迷い」や「利益確定売り」が強い証拠だと、僕の目には映っています。

サポートラインでの膠着:かといって下がるわけでもなく、今は重要なサポートライン付近でウロウロしている状態。買いも売りも決め手に欠けて、明らかにみんなが「FOMCの結果待ち」なんだと思います。

こういうレンジ相場の真ん中で中途半端に入るより、明確な方向性が出るまで「待つ」のが賢明だと判断しました。

FOMC発表後の「僕なりのシナリオ」と戦略

今日の「様子見」は、明日大きなトレンドが出た時にしっかり乗るための大事な「準備」だと考えています。

基本方針:慌てず「押し目・戻り」を待つ

僕が(あの痛い失敗から学んで)いつも心がけているのは、トレンドがハッキリと確定したのを確認してから、慌てずに「押し目買い」「戻り売り」を狙うこと。その基本方針は、今回も変わりません。

発表直後の荒い値動き(ノイズ)に飛び乗るのではなく、一度落ち着いて、明確な流れができた後の「2波」や「3波」を狙うイメージです。その上で、2つのシナリオを準備しておこうと思います。

シナリオA:ハト派(上昇)の場合 – 「押し目買い」の準備

もし発表内容が市場の予想よりハト派(金利低下期待)と受け取られ、価格が直近の高値(あるいは市場最高値)を明確に上抜けていく展開になったら。

  1. 慌てて高値掴み(ブレイクアウト買い)はしません。(ここで飛び乗って天井掴まされた経験、皆さんもありますよね?)まずは落ち着いて見送ります。
  2. 一度、上抜けたレジスタンスラインが、今度は「サポートライン」として機能するかどうかをしっかり見極めたいです(ロールリバーサル)。
  3. そのサポートラインまで価格が落ちてきて、反発するのを確認できたら、「押し目買い」でエントリーを検討します。

シナリオB:タカ派(下落)の場合 – 「戻り売り」の準備

もし発表内容がタカ派(金利上昇期待)と受け取られ、価格が現在攻防している「重要サポートライン」を明確に下抜けた場合。

  1. これも慌てて「ブレイクアウト売り」で飛び乗りません。パニック的な売りに巻き込まれて「行ってこい」で狩られるのは、もうご免ですから。
  2. 一度、下抜けたサポートラインが、今度は「レジスタンスライン」として機能するかどうかを見守ります。
  3. そこで価格が戻ってきて、頭を抑えられるようなら、「戻り売り」でエントリーを検討します。

まとめ:今日は「我慢」が仕事。明日への「準備」に徹する。

今日の僕の仕事は、ポジりたい衝動を抑え、エントリーボタンを我慢して押さないこと。そして、明日必ず発生するであろう大きな値動きに備え、冷静に「シナリオを準備」することなんだと思います。

「休むも相場」

頭では分かっていても実践が難しいこの格言を、今日こそしっかり実践する時だと自分に言い聞かせています。この我慢が、僕の種銭を守り、1億円完済への道を繋ぐ大きなチャンスになると信じています。

皆さんはこういう時、どうしていますか?
「俺もポジりたい衝動と戦ってる」「私はこんなルールで我慢してる」など、もしよければコメントで皆さんの考えも教えてくれると嬉しいです。明日のFOMC、一緒にしっかり備えて乗り切りましょう。

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