【ゴールド週次分析 9/15】FOMC決戦。COTレポートの「偏り」に乗り、僕は$3610で押し目を待つ

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今週(9月15日~)のゴールド(XAU/USD)相場は、水曜深夜に発表される米国FOMC(連邦公開市場委員会)が全てを決定する、僕(と借金)の運命を左右しかねない超重要ウィークとなります。

最新のCOTレポートからは、この一大イベントに向けて投機筋(ファンド勢)のポジションが明確に「買い」に偏っていることが確認できました。これは強気材料であると同時に、僕が一番恐れる「急落の燃料」でもあります。

この記事では、データが示す市場の「本音」と「欲望」、そして僕が命綱として注目しているテクニカルポイント「$3610」を基に、今週の具体的なトレード戦略を、自分への戒めも込めて全公開します。

今週のゴールド相場:僕の結論(デイトレーダー向け戦略サマリー)

結論から言えば、今週の戦略は「FOMC前」と「FOMC後」で完全に分離すべきだ、と自分に言い聞かせています。

  • FOMC前(~水曜): 様子見ムードが支配する「レンジ相場」になるはず。ただし、COTレポートを見る限り買い期待は強い。調整下落があれば、絶好の「押し目買い」チャンスになると見ています。
  • FOMC後(木曜~金曜): 最大のボラティリティが発生する本番。ここで下手に逆張りせず、FOMCの結果によって発生した「トレンドへの順張り(トレンドフォロー)」で勝負します。

僕が特に警戒しているのは、市場の「ハト派期待」が裏切られた場合のシナリオです。積み上がったロング(買い)ポジションが一斉に投げ売られる、(僕ら買いポジ勢が一掃される)最悪の急落リスクを常に頭に入れておく必要があります。

最新COTレポート分析:投機筋は「ハト派」に賭けすぎている(怖い)

9月12日に発表された最新のCFTC建玉明細(COTレポート、9月9日時点)は、市場参加者の欲望(本音)を丸裸にしています。

  • 大口投機筋(ファンド): ネットロング(買い越し)が261,740枚に増加(前回 249,500枚)。
  • ポジション内容: 新規ロング(買い)が約9,100枚増加し、同時にショート(売り)が約3,100枚減少(=買戻し)。

これは、投機筋が今週のFOMCで「ハト派的な結果(=ゴールド爆上げ)が出る」と強く期待し、事前に買いポジションを(ある意味、無防備に)構築している明確な証拠だと思っています。

しかし、この「ポジションの偏り」こそが最大の恐怖です。万が一、FOMCが期待外れ(タカ派的)な結果となれば、これらの大量のロングが一斉にロスカット売りに走り、価格急落を引き起こす最大の火種(=僕らが狩られる燃料)となります。正直、この「偏りすぎ」が一番怖いです。

今週の最重要ファンダメンタルズ:FOMCが全て(僕はPCに張り付く)

今週のゴールド価格を動かすのは、他の何ものでもなく「米国の金融政策」だけです。僕も以下のイベントにはPCに張り付いて注視します。

1. 最大の分岐点:米国 FOMC(日本時間 9月18日 未明)

最大のクライマックスです。ここで絶対に勘違いしてはいけないのは、「利下げの事実」では価格は動かない、ということです。

  • 市場コンセンサス: 「0.25%の利下げ」は、CME FedWatchで94%以上織り込み済みです。したがって、利下げ自体はもう材料ではありません(ここで飛び乗ると養分です)。
  • 本当の焦点(これで全てが決まる):
    1. ドット・プロット(金利見通し): 委員たちが「年内または来年の追加利下げ」をまだ見込んでいるか。
    2. パウエル議長の記者会見: 追加利下げに前向き(ハト派)か、それとも「これで打ち止め」と市場を牽制(タカ派)するか。

2. 前哨戦:米国 小売売上高(日本時間 9月16日 夜)

FOMCの判断材料となるため、火曜のこの指標も油断できません。予想より強すぎる結果が出れば「利下げ不要」観測からゴールドは一時的に売られ、弱ければ「利下げ正当化」として買われるはずです。短期的なノイズ(ダマシ)に注意します。

僕のテクニカル分析と具体的なトレード戦略

現在価格($3640-$3650台)は、先週記録した史上最高値($3674付近)圏での攻防直後。高値掴みを恐れる買い手と、利確したい売り手が戦っていて、方向性を失っています。ここからは、以下の2つの時間軸で戦略を構築します。

ゴールド(XAUUSD)テクニカル分析 $3610の重要サポートライン

図:僕が命綱として意識する$3610ゾーン

戦略1:FOMC前(~水曜)のレンジ戦略【10の押し目買いを待つ】

FOMCの結果が出るまで、大きなトレンドは発生しにくいと予測します。僕が狙うのは、上記チャート(図)に示した下値の最重要サポートです。

  • 僕の最重要サポート: $3610 ネックライン

この $3610~$3620 ゾーンは、直近の急騰を支えたデマンドゾーン(需要帯)であり、多くの市場参加者が「押し目買い」の最終防衛ラインとして意識するポイントだと分析しています。

<トレード方針>
もしFOMC前にこの水準まで調整下落した場合、「$3610にタッチしたら即エントリー」というギャンブルはしません。(それで何度も負けてきたので)。必ず、「反発のプライスアクション(ローソク足の長い下ヒゲ、陽線での切り返しなど)」を血眼になって確認してから、押し目買いを狙います。

<僕が絶対に守るルール(リスク管理)>
万が一、$3610を明確に(例:4時間足の実体で)割り込んだ場合、そこは「買い支えが失敗した」ことを意味し、FOMCを待たずにロスカットが連鎖する、僕が『全力で逃げる』危険水域です。その場合、即座に買い戦略は停止し、目線をニュートラル以下に戻します。

戦略2:FOMC後(木・金)のトレンドフォロー戦略【今週最大の勝負どころ】

今週最大の利益の源泉、勝負どころです。発表直後のノイズ(乱高下)に惑わされず、方向性が定まってからの「順張り」に徹します。

  • A) ハト派シナリオ(僕が一番期待している展開):
    パウエル議長が追加利下げを示唆した場合。米金利低下・ドル安が加速し、COTレポートの買いポジションが追随買いを呼び、ゴールドは最高値($3674)を明確にブレイクアウトする可能性が濃厚です。
    戦略:ブレイクアウト後の「押し目買い」でトレンドを追随。絶対に高値掴みはしない。
  • B) タカ派シナリオ(僕が一番警戒する最悪展開):
    議長が「利下げ打ち止め」を示唆した場合。これは市場の期待を完全に裏切ります。COTレポートに溜まった大量のロング(僕も含むかもしれない)が一斉に投げ売り(ロスカット)に走り、地獄のような急落が始まります。
    戦略:$3610サポートを明確に割ったことを確認し、「戻り売り」で下落トレンドを追随。ここで「買い」は絶対に考えない。

【今週のまとめ】
今週のゴールドはFOMCという「答え合わせ」を待つ相場です。僕らデイトレーダーは「FOMCまでは$3610サポートでの反発を慎重に見極め」「FOMC後は発生したトレンドに全力で乗る」準備が求められますよね。

皆さんはどちらのシナリオをメインに考えていますか?
「$3610で買いを狙う」か、「いや、急落に備えて売りを準備する」か。もしよければ、皆さんの戦略もコメントで教えてくれると嬉しいです。1億円完済のため、今週も一緒に生き残りましょう。

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